エアコン取付において、特に業務用のパッケージエアコンの取付にはほぼ必須の工具のラチェット式ベンダーの紹介です。2分~4分まではレバー式のベンダーを使うことが多いと思いますが、5分以上になると、ほぼ手で曲げるのは難しくなり、曲げれたとしても折れや潰れの危険がありますので、このラチェットベンダーが必須になります。
そのラチェットベンダーの中でおすすめなのが、この『タスコ ラチェットベンダーセット TA512AW』です。
幅広い銅管サイズに対応
付属のシューとガイドを交換することによって、1/4″、5/16″~ 7/8″幅広い銅管サイズに対応しています。家庭用のルームエアコンから、中規模の業務エアコン取付までこの1台で曲げることが出来ます。
ただ、さすがに7/8(φ22.22mm)を曲げるとなると少々力が要ります。もし太目のサイズをメインに曲げるのなら油圧式タイプのほうが効率はいいと思います。
リバースアダプター装着で逆曲げが可能
曲げ箇所によっては、スペースがなく曲げる事が難しい場合もあります。そんな場合はアダプターをリバースアダプターに付け替えて、逆側から曲げることも出来ます。特に壁から配管が出てくる箇所などを曲げるときはリバースアダプター装着で作業効率が格段に違ってきます。
90°曲げがひと目でわかるライン入!!
ラチェット本体には90度曲げが一目でわかるサイン入りです。太い銅管は曲げるのも大変ですが、曲げすぎて戻すのも大変です。このラインがあると曲げすぎる事もなくばっちり直角に仕上げることが出来ます。もちろん正曲げ、逆曲げどちらにもラインが入っています。
まとめ
エアコン取付を行っている方、特に業務用のパッケージエアコンの取付を行っている方にとっては必須の工具です。通常、溶接を行う箇所をベンダーによって曲げることによって作業効率の向上、そしてガス漏れのリスクを低減出来ます。そして、なによりも仕上がりが綺麗になります。