2016年9月、マキタより新しいペン型インパクトドライバーが発売されました。
使いやすさはそのままで、従来のモデルより締め付けスピードが向上し、作業量もアップしたモデルになります。
より強く、より速く
まずはトルクが22N・mから25N・mにアップとなり、回転数も最大2300回転/分から2450回転/分にアップとなりました。
これによって締付けスピードが従来品のTD021DSから約10%アップとなります。
トルクはライバルのパナソニックEZ7521と同じスペックですが、回転数はマキタTD022DSHXに軍配があがります。
パッと見は変わったのかな?と思いますが、中身は確実により強く、より速く進化していますね。
新バッテリーが採用されました。しかも2個付き!
TD022DSHXから新バッテリーが採用され、1.0Ahから1.5Ahに容量アップとなりました。
1充電あたりの作業量は約40%の大幅アップとなります。
また、前機種のTD021DSまではバッテリーが1個しか付属していなかったのですが、新発売のTD022DSHXではバッテリーが2個付属されるようになりました。
連続で作業する場合はどうしても2個以上のバッテリーが必要ですから、これは嬉しいですよね。
しかも、これまで使っていた旧型のバッテリー(BL7010)も使えるみたいです。当然、新型の充電器でも充電可能になります!
LEDライトも変わりました
LEDライトは従来機種と同じくトリガーに連動して点灯します。変わったのはライトが照らす範囲が広がっている点です。
範囲が広がったことによって、ビットの先端部分だけではなく周囲も明るく照らして作業もしやすくくなっています。
ただ、LEDライトに関しては2WAY LEDライトを持つライバルのパナソニックEZ7521に軍配が上がるかもしれませんね。
ひとこと
2009年にTD021DSが発売され7年が経ちました。
日立やパナソニックから新型のペン型インパクトが販売されスペック的に1歩リードされていましたが、このTD022DSHXの発売によってマキタが盛り返した感があります。
最大のライバルのパナソニックEZ7521とはスペック的には同等になりますが、使い勝手はTD022DSHXの方が個人的にしっくりきます。皆さんはどうでしょうか?